初心に戻ってJavaをおさらいする為の本。
仕事が変わった事をきっかけに色々と個人の活動もできるようになって嬉しい限りです。
ということではてなさんでもブログを書いていこうと思っております。
まず記念すべき一冊目は初心に戻る、という意味を込めまして
CLR/Hさんの勉強会にて頂いた
「Javaポケットリファレンス」のレビューです。
パラパラっと覗いてみた時は公式本の類いかな、と軽く思っていましたが
ちゃんと読んでみると、これが中々にツボをつかんでいて便利です。
基本的な所では型変換(キャスト)の変換ルールが一覧表になっていたり
抽象クラス、インターフェース、アノテーションなどの代表的なものがサンプル付きで載っていたりして
経験と慣れだけで渡ってきた叩き上げのJavaプログラマーに改めて「基本」というものを解説してくれます。
他にも勘違いしやすいCollection系(List/Set/Map/Queue)の違いや
I/O出力も一般のI/Oだけではなく、Java特有のパイプ(java.io.PipedOutputStream)なんかの説明が丁寧にされています。
DBへの入出力はOracle 10gを例に使ってJDBCでの接続、SQL、レイトバインディング等がわかりやすくサンプル付きで、
XMLデータの読み込みやロケール辺りにも触れていて
通常プログラミング最中にうっかり忘れた時などはきっと役に立つでしょう。
私も新しい仕事をするにあたって改めてこの本でJavaをおさらいしています。